保険・互助会・サポート情報まとめ

2025年12月
  • 連名で香典を出す際の表書き

    知識

    夫婦や職場の同僚、友人同士など、複数人で香典を出す場合、表書きの書き方に迷うことがあるかもしれません。連名で香典を出す際のマナーは、人数によって書き方が異なります。正しい書き方を覚え、失礼のないように準備しましょう。まず、夫婦連名の場合です。この場合は、中央に夫のフルネームを書き、その左側に妻の名前のみを記すのが一般的です。一家の代表として夫の名前を中央に据えるという考え方に基づいています。次に、職場や友人同士など、二人または三人で出す場合です。この場合は、全員のフルネームを記載します。中央に最も目上の方(年齢や役職が上の方)の氏名を書き、その左側に順に他の人の氏名を並べて書いていきます。特に序列がない友人同士などの場合は、五十音順で書くと良いでしょう。人数が四人以上になる場合は、全員の名前を表書きに書くと見栄えが悪くなり、かえって失礼にあたります。この場合は、代表者一人のフルネームを中央に書き、その左下に少し小さく「外一同」と書き添えます。会社や部署単位で出す場合は、代表者の氏名の右側に会社名を書き、「〇〇株式会社 営業部一同」のように記します。そして、香典をくださった方々が誰なのかをご遺族が把握できるように、別紙に全員の氏名と住所、それぞれが出した金額を明記し、中袋に同封するのが非常に大切なマナーです。この別紙を用意することで、ご遺族は後日、香典返しを準備する際に大変助かります。もし別紙を用意できない場合は、中袋の裏面に全員の住所と氏名、金額を記載します。連名で香典を出すということは、故人を偲ぶ気持ちを共有する人々がいるということです。その温かい気持ちがご遺族にきちんと伝わるよう、表書きだけでなく、誰からの志であるかが明確に分かるように配慮することが、何よりも重要です。

  • 身内の不幸で会社を休む時の基本

    知識

    身内に不幸があった際、会社を休むことは社会的に認められた当然の権利です。この休暇は「忌引(きびき)休暇」または「慶弔(けいちょう)休暇」と呼ばれ、ほとんどの会社で福利厚生の一環として就業規則に定められています。しかし、いざその状況に直面すると、深い悲しみと動揺の中で、誰に、いつ、どのように連絡すれば良いのか、判断に迷ってしまうものです。まず、不幸があった場合、可能な限り速やかに会社へ連絡を入れることが最も重要です。連絡方法は、原則として直属の上司への電話が望ましいとされています。メールやチャットツールは、相手がすぐに確認できるとは限らないため、緊急性の高い第一報としては避けるべきです。電話では、まず「〇〇(自分の名前)です。夜分遅くに(あるいは早朝に)申し訳ありません」と前置きし、「実は、本日〇〇(続柄)が亡くなりましたので、忌引休暇をいただきたく、ご連絡いたしました」と、誰が亡くなったのかを明確に伝えます。その上で、通夜や告別式の日程、場所が分かっていれば伝えますが、決まっていない場合は「詳細が決まり次第、改めてご連絡いたします」と伝えれば問題ありません。次に、休暇の日数を確認します。忌引休暇の日数は、故人との続柄によって会社ごとに定められています。例えば、配偶者や父母、子の場合は七日から十日間、祖父母や兄弟姉妹の場合は三日間程度が一般的です。上司に確認するか、就業規則を閲覧して、自分が何日間休めるのかを把握しましょう。休暇中は、葬儀の準備や弔問客への対応で多忙を極めますが、会社の業務に支障が出ないよう、最低限の引き継ぎを行う配慮も必要です。後任者や同僚に、進行中の業務の状況や緊急の連絡先を伝えておくと、職場も安心してあなたを送り出すことができます。

  • 地域や宗教で異なる葬儀の返礼品

    生活

    葬儀の返礼品における「半返し」という相場は、全国的な目安として広く知られていますが、実はその慣習は地域によって大きな違いがあることをご存知でしょうか。日本の葬儀文化は、その土地の歴史や人々の気質を反映し、多様な形で受け継がれています。これから返礼品を準備される方は、一般的なマナーと合わせて、ご自身の地域の慣習を理解しておくことが大切です。例えば、関東地方では「半返し」が主流ですが、関西地方では「三分の一返し」が相場とされることが多くあります。これは、合理性を重んじる関西の気質や、香典の金額そのものが関東に比べて控えめであることなどが背景にあると言われています。また、北海道や東北地方の一部では、香典返しは当日返しが基本で、後日改めて品物を送る習慣があまりない地域も存在します。こうした地域では、高額な香典をいただいた場合でも、当日お渡しした品物で十分とする考え方が根付いていることもあります。返礼品の慣習は、宗教によっても考え方が異なります。仏式では、四十九日の「忌明け」の報告を兼ねて香典返しを送るのが一般的ですが、神道では、故人が亡くなってから五十日目の「五十日祭」を終えた後に返礼品を送ります。挨拶状の言葉遣いも、仏教用語を避けるなどの配慮が必要です。キリスト教では、そもそも「香典返し」という習慣はありません。香典は、遺族を経済的に助けるための「弔慰金」や「献花料」としての意味合いが強く、お返しは不要とされています。しかし、日本ではキリスト教徒の方であっても、日本の社会的な慣習に合わせ、感謝の気持ちとして返礼品を用意するケースが多く見られます。さらに、会社名義や部署一同といった連名の香典への対応も悩むポイントです。この場合は、一人あたりの金額が少額になることが多いため、半返しにこだわらず、職場で分けられるような個包装のお菓子などをお返しするのが一般的です。このように、返礼品の相場や常識は一つではありません。もし迷った場合は、独断で進めるのではなく、必ず葬儀社の担当者や親族の年長者に相談し、その地域や家の慣習に沿った対応を心掛けることが、最も確実で失礼のない方法と言えるでしょう。

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